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虫歯になりやすい歯となりにくい歯とは?~歯の特徴と予防法を知ろう~

2025/11/18

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女性が歯を磨いている画像

皆さんは、「この歯ばかり虫歯になるなぁ…」と感じたことはありませんか?

実は、歯はすべて同じように見えて、虫歯になりやすい歯・なりにくい歯があるんです。

今回は、虫歯になりやすい歯の特徴や、その理由、そして予防のポイントについて詳しくご紹介します。

この記事の内容

  • 虫歯になりやすい歯ってどんな歯?
  • 実は虫歯になりにくい歯もある!
  • 虫歯になりやすさは生活習慣でも変わる
  • 今日からできる虫歯予防のコツ
  • まとめ
  • 虫歯になりやすい歯ってどんな歯?

    健康な歯と虫歯の画像

    虫歯になりやすい歯には、いくつかの共通した特徴があります。以下に詳しく見ていきましょう。

    1. 奥歯(臼歯:きゅうし)

    奥歯は、食べ物を噛むときに最もよく使う歯です。

    とくに咬合面(噛む面)には溝が多く、食べかすやプラーク(歯垢)が溜まりやすくなっています。

    そのうえ第1大臼歯(6歳臼歯)は生え始めが早いため、歯磨きがまだ不十分なお子さんは要注意です。

    さらに奥にあるため歯ブラシが届きにくく、磨き残しが起こりやすです。その結果、虫歯になりやすくなります。

    2. 親知らず(智歯)

    親知らずが原因で汚れが溜まっている歯の画像

    親知らずは、成人になる頃に生えてくることが多い歯です。しかし、スペースが足りず中途半端に生えたり、横向きに生えたりすることも多いのが特徴です。

    そのため、歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になりやすいです。

    3. 歯並びが悪いところ(叢生:そうせい)

    歯が重なったり、でこぼこしている部分は、歯ブラシの毛先が届きにくく、プラークが残りやすくなります。

    そのため、汚れが蓄積しやすくなり、虫歯のリスクが高くなります。

    特に前歯の裏側や犬歯付近は、歯並びが悪いと磨き残しが出やすく、注意が必要です。

    4. 生えたばかりの歯(乳歯・萌出直後の永久歯)

    乳歯や、永久歯が生え始めたばかりの時期の歯は、まだエナメル質(歯の表面)が未成熟で、酸に弱く、虫歯になりやすい状態です。そのため、特に注意が必要です。

    また、定期的なフッ素塗布やシーラントなどの予防処置を行うと、虫歯リスクを大きく減らせます。

    実は虫歯になりにくい歯もある!

    反対に、比較的虫歯になりにくい歯もあります。では、どのような特徴があるのでしょうか。

    1. 前歯(切歯:せっし)

    前歯は表面が平らで咬合面に溝がないため、比較的食べかすがたまりにくい形状です。

    さらに、話すときや食事中に舌や唇と接触しやすく、自然に汚れが落ちやすい利点もあります。

    加えて、唾液の流れが多いため、酸の中和や再石灰化が促進され、虫歯になりにくいといえます。

    2. 歯の溝が浅く、歯質が強い歯

    人によって歯の質(エナメル質や象牙質の厚みや硬さ)は異なります。

    その中でも、歯の質がしっかりしていてエナメル質が硬く密な構造の歯は、虫歯菌が侵入しにくくなります。

    また、溝が浅く丸みを帯びた形の歯は、プラークがたまりにくく、清掃しやすいため、虫歯に強いと言えます。

    虫歯になりやすさは生活習慣でも変わる

    ここまで、歯の特徴による虫歯のなりやすさを紹介しましたが、一方で「生活習慣」や「唾液の性質」も大きく関わります。

    ・食生活

    甘いものを頻繁に摂取したり、間食が多いと口の中が酸性に傾きやすくなり、虫歯リスクが高まります。特にダラダラ食べ続ける習慣は、歯が酸にさらされる時間が長くなるため注意が必要です。

    ・唾液の量と質

    唾液には口の中の酸を中和し、再石灰化を促す役割があります。しかし、ストレスや薬の副作用などで唾液の分泌が減ると、この働きが低下し、虫歯ができやすくなります。

    ・歯磨き習慣

    毎日の歯磨きが不十分だったり、歯間ブラシやフロスを使っていなかったりすると、プラークが残り、虫歯リスクが高くなります。そのため、セルフケアの質を高めることがとても重要です。

    今日からできる虫歯予防のコツ

    では、虫歯になりやすい歯をどう守っていけばいいのでしょうか?ここでは、効果的な予防法をいくつかご紹介します。

    1. 正しいブラッシング

    歯の形や位置に合わせて、丁寧に磨くことが大切です。特に奥歯の溝や歯と歯の間は、意識的に磨くようにしましょう。また、電動歯ブラシを活用するのも効果的です。

    歯間ブラシの画像

    2. フロス・歯間ブラシの活用

    歯ブラシだけでは落としきれない汚れを落とすには、フロスや歯間ブラシを活用することが重要です。そのため、毎日の習慣に取り入れることをおすすめします。

    3. フッ素の活用

    フッ素は歯を強くし、再石灰化を促す効果があります。さらに、フッ素入り歯磨き粉を使うほか、歯科医院での定期的なフッ素塗布も効果的です。

    4. シーラント処置

    奥歯の溝にレジン(樹脂)を埋めて、虫歯を予防する方法です。特に6歳臼歯など、生えたばかりの永久歯に効果的です。

    5. 定期的な歯科健診

    歯科医院での定期検診では、虫歯の早期発見はもちろん、ブラッシング指導やクリーニングなども受けられます。そのため、3~6ヶ月に1回のペースで通院するのがおすすめです。

    👉クリーニングについて詳しくはこちら

    まとめ

    虫歯になりやすい歯には、奥歯や親知らず、歯並びの悪い場所など、いくつかの共通点があります。しかし、それだけではなく、生活習慣や口腔内の環境も大きく関わっています。

    そのため、虫歯を防ぐためには、毎日の丁寧なケアと、歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。

    つまり、「この歯は虫歯になりやすいからこそ、しっかり守る」そんな意識を持つことが、健康な歯を保つための第一歩です。

    さらに、当院では虫歯予防のためのフッ素塗布やブラッシング指導なども行っております。

    もし気になることがありましたら、アネックスデンタルクリニック・矯正歯科に、お気軽にご相談ください。

    この記事は、西宮北口 アネックスデンタルクリニック院長・岡本が監修しています。

    アネックスデンタルクリニック・矯正歯科院長岡本大典