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親知らずを抜歯すると顔は腫れる?仕事や学校に影響する?

2026/01/28

カテゴリー:

  1. はじめに
  2. 腫れやすい親知らずの特徴
  3. 腫れにくい親知らずの特徴
  4. 腫れやすさは「抜き方」にも左右される
  5. 抜歯後に腫れにくくするための当院の工夫
  6. 腫れが出た場合、どれくらいで落ち着く?
  7. 親知らず抜歯後に気をつけていただきたいこと
  8. 親知らずの抜歯をご希望の方へ(当日抜歯について)

① はじめに

親知らずの抜歯を考えたとき、多くの方がまず気にされるのが、

  • 顔は腫れるのか
  • 痛みはどれくらい出るのか
  • 仕事や学校に支障はないのか

といった点です。

実際、診療の中でも
「腫れませんか?」
「何日くらい休めばいいですか?」
というご質問をよくいただきます。


結論:腫れることもあれば、ほとんど腫れないこともあります

結論からお伝えすると、親知らずの抜歯後の腫れや痛みは人によって大きく異なります

  • 顔が腫れることもある
  • ほとんど腫れず、痛みもほとんど出ないこともある

というのが、正直な事実です。

では、この違いはどこから生まれるのでしょうか。


② 抜歯後に腫れやすい親知らずの特徴

親知らずの状態によって、腫れやすさは大きく変わります。

腫れやすいケース

  • 親知らずが横向きに埋まっている
  • 骨の中に深く埋伏している
  • 抜歯の際に骨を削る必要がある
  • すでに痛みや腫れがあり、炎症や感染を起こしている
  • 歯ぐきから膿が出ている・出血している

このような場合は、どうしても腫れが出やすくなります。

特に、下あごの親知らずは骨が硬く、腫れやすい傾向があります。


③ 抜歯後に腫れにくい親知らずの特徴

一方で、次のような場合は腫れにくいことが多いです。

  • 親知らずがまっすぐ生えている
  • 歯ぐきの外にある程度出ている
  • 歯が比較的小さい
  • 骨をほとんど削らずに抜歯できる

このようなケースでは、ほとんど腫れない、あるいは軽度で済むことも珍しくありません。


④ 親知らず抜歯後の腫れやすさは「抜き方」にも左右されます

親知らずの腫れは、歯の状態だけでなく抜歯の方法によっても影響を受けます。

骨が薄い部分がある場合、無理な力が加わると骨に負担がかかり、腫れやすくなることがあります。

そのため当院では、

  • CTで骨の厚みや神経の位置を事前に確認
  • 力をかける方向をコントロール
  • 必要以上に骨を削らない
  • 歯を分割して、侵襲を最小限にする
  • 不要な歯肉切開は行わない
  • 歯ぐきを強く引っ張らず、挫滅させない

といった点を意識し、できるだけ体への負担を抑えた抜歯を心がけています。


⑤ 親しらず抜歯後に腫れにくくするための処置

親知らずの周囲には、もともと炎症が起きやすい環境があります。

そのため、抜歯後には、

  • 歯や骨を削った際に出る細かな切削片を丁寧に洗浄
  • 炎症を起こしている組織(感染した肉芽)をしっかり除去

を行います。

これらが残ってしまうと、親知らずの抜歯後に体がそれらを処理しようとして炎症が強くなり、腫れが出やすくなってしまいます。

丁寧に清掃・処置を行うことで、

  • 出血量が抑えられる
  • 腫れが起きにくくなる
  • 治りが早くなる

といったメリットがあります。


⑥ 腫れが出た場合、どれくらいで落ち着きますか?

腫れが出た場合でも、多くは次のような経過をたどります。

  • 当日:ほとんど腫れない
  • 翌日〜2日目:腫れのピーク
  • 3〜4日目:徐々に軽減
  • 1週間前後:見た目はほぼ落ち着く

個人差はありますが、腫れが長期間続くことはほとんどありません。

仕事や学校に影響はありますか?

多くの方が
「翌日から仕事や学校に行けますか?」
「人と話す仕事でも大丈夫ですか?」
と心配されます。

腫れがほとんど出なかった場合

腫れや痛みが軽度であれば、日常生活や仕事・学校にほとんど影響はありません。

実際、まっすぐ生えている親知らずなどでは、翌日から普段通り過ごされる方も多くいらっしゃいます。


腫れが大きく出た場合

一方で、腫れが強く出た場合には、

  • 頬が張った感じがする
  • 口が開きにくい
  • 長時間話すと疲れやすい
  • 発音しづらく感じる

といった症状が出ることがあります。

そのため、

  • 接客業
  • 営業職
  • 会話が多いお仕事
  • 学校での発表や実習

などがある場合は、抜歯のタイミングを事前に相談されることをおすすめします。


⑦ 抜歯後に気をつけていただきたいこと

腫れを強くしないために、抜歯後は次の点にご注意ください。

  • 当日は長時間の入浴やサウナを避ける
  • 激しい運動は控える
  • 飲酒・喫煙は控える
  • 強いうがいをしない
  • しっかり睡眠をとる

これらを守っていただくだけでも、
腫れや痛みを抑えることにつながります。


⑧ 親知らずの抜歯をご希望の方へ

当院には、

「親知らずを抜いてほしい」
「できるだけ早く解決したい」

という主訴で来院される患者さんが多く、
毎月多くの埋伏親知らずの抜歯を行っています。

症状や安全性を確認したうえで、
当日抜歯にも可能な範囲で対応しています。

当日抜歯をご希望の場合は、
ご予約の際にその旨をお伝えください。

※お口の状態によっては当日抜歯が難しい場合もありますが、
その際も理由を丁寧にご説明いたします。


親知らずの抜歯に不安がある方は、
無理に我慢せず、まずはお気軽にご相談ください。

状態を正しく診断し、
あなたにとって最適なタイミングと方法をご提案いたします。

👉親知らず抜歯についての記事はこちら

この記事は、西宮北口 アネックスデンタルクリニック院長・岡本が監修しています。