CLOSE

MENU

ブログ

CLOSE

「歯が痛くなってから」では遅い?定期健診の大切さ

2026/09/05

カテゴリー:

定期健診という文字のイラスト

みなさんは最近、歯の定期健診を受けていますか?

厚生労働省の「歯科疾患実態調査(2023年版)」によると、過去1年間に歯科健診を受けた人は、20歳以上で約53.6%でした。

つまり、約半数の方が歯科健診を受けていることになります。

一方で、「定期的に歯科健診を受けている」と回答した人は、全体の約30〜40%前後です。

ここでいう定期的とは、おおむね6カ月に1回以上の受診を指します。

年代別に見ると、次のような結果となっています。
20代〜30代:約30%前後
40代〜50代:約35〜40%
60代以上 :約45〜50%
小・中学生 :約70〜80%(学校健診による)

「仕事や学校が忙しくて歯科医院に行く暇がない」

「歯が痛くなってから行けばいい」

「詰め物が取れたら行く」

という方も多いと思います。

しかし、本当に大切なのは「何も症状がなくても歯科医院に行くこと」、つまり定期検診を受けることです。
では、なぜ歯の定期検診がそれほど大切なのでしょうか?

ここから定期健診の大切さを見ていきましょう!

この記事の内容

  • 痛みが出る前に見つける「早期発見・早期治療」
  • クリーニングによる口内環境の維持
  • 健康寿命を延ばすために
  • 定期検診の頻度はどのくらい?
  • 子どもから大人まで、すべての世代に必要
  • 治療の必要がない“安心”を得られる
  • まとめ
  • 痛みが出る前に見つける「早期発見・早期治療」

    むし歯や歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。特にむし歯は、ある程度進行するまで痛みが出ないことがあります。

    そのため、「痛くないから大丈夫」と、放置してしまう方も少なくありません。しかし、気づかないうちにむし歯が進行し、神経まで達してしまうこともあります。

    また、歯周病も痛みなどの症状が少ないまま進行することがあります。気づいたときには、歯を支える骨が溶けてしまっているケースも少なくありません。

    だからこそ、症状が出る前にお口の状態をチェックすることが大切です。

    定期健診を受けることで、むし歯や歯周病を早期に発見できる可能性があります。

    早い段階で見つけることができれば、治療を最小限に抑えられる場合もあり、歯への負担だけでなく、治療にかかる時間や費用を減らすことにもつながります。

    クリーニングによる口内環境の維持

    キラキラ輝く歯のイラスト

    毎日しっかり歯磨きをしていても、すべての汚れを取りきることは難しいものです。

    歯と歯の間や、歯ぐきの周りには汚れが残ることがあります。また、汚れが固まってできる「歯石」もあります。

    歯石は、一度ついてしまうと自宅での歯磨きでは取り除くことができません。さらに、歯石は歯周病菌が増えやすい環境をつくります。

    その結果、歯ぐきの炎症や出血、腫れなどにつながることがあります。

    そこで大切なのが、歯科医院で行う定期的なクリーニングです。

    歯科医院では、「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」などの専門的なクリーニングを行います。

    毎日の歯磨きでは落としきれない汚れも、専門的なケアで取り除くことができます。

    クリーニングは、むし歯や歯周病の予防につながり、着色汚れや口臭の予防にも役立ちます。

    定期的にクリーニングを受けることで、清潔で健康的なお口の環境を保ちやすくなります。

    👉予防歯科についてより詳しくはこちら

    健康寿命を延ばすために

    近年、歯の健康と全身の健康には深い関わりがあることが分かってきています。特に歯周病は、お口の中だけの問題ではありません。

    糖尿病や心疾患、脳梗塞などの全身の病気とも関連があるとされています。また、誤嚥性肺炎や認知症との関係についても注目されています。

    特に年齢を重ねると、しっかり噛めることがとても大切ですし、食事を楽しむことにもつながります。

    また、必要な栄養をしっかり摂るためにも重要です。

    噛む力が衰えると、食べられるものが限られてしまうこともあります。

    そのため、お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。

    つまり、歯を健康に保つことは、自分の体を守ることにもつながるのです。

    いつまでも自分の歯で食事を楽しむためにも、定期的にお口の健康を確認していきましょう。

    定期検診の頻度はどのくらい?

    歯ブラシを持つ歯科衛生士のイラスト

    定期検診の頻度は、お口の状態によって異なります。

    一般的には、3〜6ヶ月に1回の定期検診がおすすめされています。

    ただし、すべての方が同じ頻度で受診するわけではありません。

    歯周病のリスクが高い方もいますし、治療後に経過観察が必要な方もいます。

    そのような場合は、より短い間隔での検診が必要になることもあります。

    目安として、1〜3ヶ月に1回の受診をおすすめする場合もあります。

    自分に合った検診の頻度を知ることも、お口の健康を守るためには大切です。

    気になる方は、ぜひ歯科医院で相談してみましょう。

    子どもから大人まで、すべての世代に必要

    家族で歯みがきをしているイラスト

    「定期検診は大人になってから受けるもの」と思っている方もいるかもしれません。

    しかし、実は子どものころから定期検診を受けることも大切です。子どものお口は、成長とともに大きく変化します。

    乳歯のむし歯は、その後に生えてくる永久歯に影響することもあります。

    また、早い段階から咬み合わせや顎の成長を確認することも重要なので、定期的にチェックすることで、歯並びや咬み合わせの問題に早く気づける場合があります。

    一方、大人になってからも、お口の中は変化していきます。ライフステージによって、お口の環境も変わるためです。

    例えば、妊娠中や更年期には、ホルモンバランスの変化によって歯ぐきに影響が出ることがあります。

    また、年齢を重ねると歯ぐきが下がることもあります。

    歯の根元が露出すると、むし歯のリスクが高まる場合もあります。

    このように、お口の健康管理は子どもから大人まで大切です。

    年齢によって注意するポイントも異なります。

    だからこそ、それぞれの成長やライフステージに合わせて、定期的にお口の状態を確認することが大切です。

    治療の必要がない“安心”を得られる

    歯科医院が苦手な方も多いのではないでしょうか。

    「何か悪いところが見つかったら怖い」

    「治療が痛そう」

    このような不安を感じる方もいるかもしれません。

    しかし、定期検診の目的は、治療が必要な部分を見つけることだけではありません。

    「特に問題がない」ことを確認することも、定期検診の大切な目的です。

    「問題ありませんね」

    「よく磨けていますよ」

    このように言ってもらえると、安心できますよね。

    また、毎日の歯磨きやセルフケアへの自信にもつながります。

    「これからも頑張ろう」という前向きな気持ちにもつながるでしょう。

    定期検診は、お口のトラブルを早期に見つけるためだけではありません。

    健康なお口を維持できていることを確認し、安心を得るためにも大切なのです。

    まとめ

    歯科の定期検診は、「行かなければならないもの」ではありません。自分の歯と健康を守るために行くものです。

    むし歯や歯周病は、痛みが出るまで気づかないこともあります。

    症状が出たときには、すでに進行している場合もあり、最悪の場合、大切な歯を失ってしまうこともあります。

    だからこそ、何も症状がない今こそ、検診を受けるタイミングです。

    歯は、一生使い続ける大切なパートナーです。

    毎日当たり前のように使っているため、その大切さを忘れてしまうこともあるかもしれません。

    しかし、定期的にお口の状態をチェックし、メンテナンスを続けることで、歯をより長く健康に保てる可能性があります。

    大切なのは、「治療のため」に歯科医院へ行くのではなく、「予防のため」に通うことです。

    定期検診は、お口の健康を守るための大切な習慣です。

    そして、未来の自分へのプレゼントにもなるでしょう✨

    これを機に、ご自身のお口の健康について少し意識を向けてみませんか?

    「歯が痛くなったら」ではなく、「痛くならないように」歯科医院へ。

    定期的な検診で、大切な歯を一緒に守っていきましょう!皆さまのご来院を、心よりお待ちしております。

    👉西宮北口アネックスデンタルクリニック・矯正歯科のご予約はこちら

    この記事は、西宮北口アネックスデンタルクリニック・矯正歯科 院長岡本大典が監修しています。

    アネックスデンタルクリニック・矯正歯科院長岡本大典の写真