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症例紹介

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歯周病の改善症例

  • 西宮北口の歯科、アネックスデンタルクリニック・矯正歯科では歯周病治療にも力を入れて取り組んでおります。

    当院で歯周病治療を行った患者様の症例をご紹介します。

    症例紹介:歯周病を治療で改善したビフォーアフター

    歯周病患者の初診時、歯肉が腫脹していることがわかる口腔内写真と、歯周病治療後に炎症が改善している様子がわかる口腔内写真の比較

    左の写真は当院初診時、右は歯周治療終了時のものです。

    来院当初は歯ぐきが腫れており、歯磨きや検査の際に出血が多数見られました。 

    歯周病治療前後の検査結果の表 上に治療前の検査結果(出血が多くポケット数値も高く炎症がひどいことがわかる)下は処置後の検査結果(出血がほぼなくポケット数値も低く健康)

    また、上記の数字は「歯周ポケットの深さ」を示しています。

    • 赤色の部分 … 出血があった箇所
    • 治療後 … 出血が大幅に減少し、ほぼ3mm以下の健康な状態に改善

    歯周病治療のために、月に数回のペースで通院していただき、改善することができました。

    一度健康な状態になれば、数ヶ月に一度の定期的なクリーニングと正しいセルフケアの指導により、この状態を維持することが可能です。

    📝なぜ歯周病治療には複数回の通院が必要なのか?

    歯周病治療は、一度で終わらせられるものではなく、数回に分けて行う必要があります。

    その理由は…

    1. 歯石は硬く深い部分まで付着しているため、一度では取り切れない
    2. 身体への負担を減らすため、部位ごとに分けて治療する
    3. 炎症を抑えてから深い部位を処置する方が効果的
    4. 経過を確認しながら、治療計画を調整するため

    つまり、複数回の通院は「確実に健康な歯ぐきを取り戻すためのプロセス」です。

    ❓ よくある質問(Q&A)

    Q. 歯周病とはなんですか?

    A. 歯周病とは歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。サイレントキラーとも呼ばれ、自覚症状が出ないまま病状が進行していくのが特徴です。

    Q. 歯磨きをしているのに歯周病になるのはなぜ?

    1. 磨いていると磨けているのは違います。自分では気づかない磨き残しが歯石となり、歯周病を進行させてしまいます。

    Q. 何歳頃から歯周病になりますか?

    A. 一人一人お口の中の状況が違うので一概に何歳とは言えませんが、磨き残しが多く、あまり歯科医院に行った事がない方は20代前半で歯周病に罹患する方もいます。早期発見のために、歯科医院に定期的に行って検査をしてもらうことが大切です。

    Q. 保険でできるの?

    A. 全て保険適用可能です。もし重度の方で歯周外科が必要になったとしてもそれも保険適用です。

    Q. 痛みはありますか?

    A. 歯周ポケットが深く、炎症が強い場合は痛みが出る可能性があります。その場合は麻酔を使用して、痛みが出ないようにしてから処置をするので安心してください。

    Q. 歯周病の治療は必ず何回も通うの?

    1. 歯周病治療は、歯石の付着が多い場合は一度の治療で全ての歯石や炎症を取りきることが難しいため、数回に分けて行う必要があります
      健康な状態の方や、歯石の量が少なく炎症が軽度の方の場合は、1、2回の歯石とりや検査で定期的なメンテナンスに移行することも可能ですl。

    Q. 期間はどのくらいかかる?

    A. 患者様の通院ペースにもよりますが、だいたい2ヶ月~6ヶ月くらいです。

    Q. 歯周病は完治しますか?

    1. 歯周病は完治することがなく、一度溶けてなくなってしまった骨に関しては再生することができません。歯周病治療で目指すのは、完治というより腫れた歯茎を良い状態に戻す、それをキープしていくというイメージです。

    Q. 歯周病は放置していても治る?

    1. 歯周病は自然に治癒することはありません。進行の原因となる歯石、細菌を除去する必要があります。

    まとめ

    歯周病は「気づかないうちに進行する病気」ですが、
    適切な治療と定期的なケアで健康な歯ぐきを取り戻すことができます。

    アネックスデンタルクリニックでは、患者様のお口の状態に合わせたオーダーメイドの治療を行い、長期的に良い状態を維持できるようサポートいたします。

    👉アネックスデンタルクリニックの歯周病についての記事はこちら

    この記事はアネックスデンタルクリニック院長の岡本が監修しています。