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予防歯科

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予防歯科

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お口の健康には予防が欠かせません

普段から予防を意識してセルフケアに取り組み、さらに定期検診を受けることで、歯を長持ちさせる効果がどれほどあるかご存じですか?
定期的にメンテナンスを行う方と、痛みが出てから歯科医院を受診する方では、生涯を通じての残存歯数に大きな差があることが分かっています。
生涯健康で過ごすためには、ご自身の歯をできるだけ長く維持することが非常に重要です。お子様は歯が生え始めたころから、大人の方も継続して定期的にメンテナンスを受けることをおすすめします。

また、定期的なメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病を予防でき、早期発見することで最小限の治療にとどめることができ、結果として生涯にかかる医療コストを抑えることにもつながります。 定期的に歯科検診を受けることで、異常を早期発見・早期治療できるため、1回あたりの治療期間が短縮され、治療費も抑えられることが調査で明らかになっています。年間の歯科医療費は、検診を4回受診した方が 約15,355円 だったのに対し、検診を受けなかった方は 18,333円 と、約 3,000円の差 があることが報告されています。
(参考 歯科医療費からみた事業所における歯科検診の有効性
https://www.hws-kyokai.or.jp/images/ronbun/all/201011-4.pdf)

早めの予防と継続的なケアで、健康な歯を守りましょう。
当院では、3~6ヶ月に一度の定期検診を推奨しております。定期検診のペースは、患者様のお口の中の状態によって異なるため、診察時に通院ペースをご相談させていただきます。

西宮北口で予防歯科なら
アネックスデンタルクリニック・矯正歯科にお越しください。

当院の予防歯科の特徴


  • 1お口の中の検査
  • 2プロによるクリーニング
  • 3セルフケア指導

①お口の中の検査

新たな虫歯ができていないか、治療した歯に虫歯が再発していないか、歯周ポケットの深さや歯ぐきの状態に異常がないか、さらにはお口の中の粘膜に異変がないかなどを、細かく丁寧にチェックします。
初期の虫歯や歯周病は自覚症状がほとんどなく、ご自身では気づかないことが多いのが特徴です。そのため、歯科医師や歯科衛生士がプロの目線で徹底的に確認し、早期発見・早期治療に努めています

歯を失う原因とは?
検査結果

引用:厚生労働省|e-ヘルスネット|歯の喪失の原因

歯を失う原因はさまざまですが、最も多いのは歯周病です。
歯周病が進行して歯がグラグラすると、食べものをしっかり噛めないだけでなく、破折の原因になったり、ほかの歯に悪い影響を与えたりします。
そのような場合には、歯科医院で抜歯を行います。
また、歯周病の進行によって自然に歯が抜け落ちてしまうこともあるのです。

歯周病に次ぐ原因は、虫歯です。
進行した虫歯は、放置しておくと歯をどんどん溶かし、やがて歯ぐきにまで至ります。
血管から全身へと虫歯菌が回ることもあるため、削って治療をすることが難しい場合には、抜歯が必要です。

第三位に破折、第四位に親知らずなどの埋伏歯、第五位に矯正治療による抜歯と続きます。

唾液検査

唾液を調べることで、お口の中に虫歯の原因となる細菌がどれくらい含まれているか、唾液の緩衝能(酸に対する抵抗力の大きさ)やお口の中の清潔さなどがわかります。 唾液検査を受けることで、どのような点に注意して予防をすればよいのかがわかるのです。 唾液検査は5分ほどで完了します。

唾液検査

②プロによるクリーニング

歯の写真

どれだけセルフケアを頑張っても、歯磨きだけでは6割程度、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しても8割程度しか汚れを落とせないことをご存じですか? 参照:新潟市 正しい歯みがきや歯間清掃の習慣を身につけよう 残りの2~4割の汚れは、お口の中に蓄積して虫歯や歯周病菌のエサとなり、口内環境を悪化させてしまいます。また、細菌が潜む歯垢は、お口の中のミネラルと結びつくことで硬い歯石になり、これをセルフケアで取り除くことは不可能です。 そのため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが大切です。歯科医院では、歯垢や歯石を徹底的に取り除き、お口の中を清潔で健康な状態に保つお手伝いをいたします。ぜひ一度、プロによるクリーニングをご検討ください。

PMTC法

PMTC法

PMTCとは、プロによる歯石除去・歯面清掃です。
セルフケアで落とせずにお口の中に蓄積した汚れをきれいに取り除くことで、虫歯や歯周病を予防します。

PMTCでは、まずは歯石を除去します。
専用の器具や手動のスケーラーなどを使用してなどを使用して、目に見える部分だけでなく歯周ポケットの中に付着した歯石まで、きれいに取り除くのです。
その後、歯面清掃を行います。
歯の表面に付着した汚れだけでなく、着色も落とすことが可能です。

トータルヘルスプログラム(THP)

トータルヘルスプログラム(THP)

お口の中の菌をコントロールすることで、虫歯や歯周病を予防して、いつまでも健康な口内環境を保つための予防プログラムです。
まずはお口の中の検査を行い、虫歯や歯周病などのリスクを測定します。
検査の結果をお伝えし、患者様のお口に合った予防プログラムを、THP認定講師が実施します。
治療後は再評価を行うことで、治療の成果を確認することが可能です。
THPを受けたあとも定期的なメンテナンスを実施することで、継続的な予防効果を得ることにつながります。

エアフロー

エアフロー

当院では、歯面清掃を行う際にエアフローを使用しています
細かなパウダーを歯の表面に吹き付けることで、着色や歯垢・歯石などを取り除きます
エアフローでは、歯の表面になるべく傷をつけることなく、付着した汚れを落とすことが可能です。
エアフローを使用することで、矯正治療中の方やインプラントの方でもお口の中を徹底的にきれいにすることができます。

③セルフケア指導

セルフケア指導

患者様の歯並びやお口の中の状態により、セルフケアで注意すべきポイントは異なります。どれだけ時間をかけて磨いても、適切な方法でケアができていなければ効果は半減してしまいます。そのため、虫歯や歯周病を予防するには、お一人おひとりに合ったセルフケアを行うことが重要です。
当院では、歯科衛生士が歯ブラシの動かし方や特に磨くべき箇所を丁寧にお伝えします。また、デンタルフロスや歯間ブラシの効果的な使い方をアドバイスし、患者様の生活習慣が虫歯や歯周病のリスクを高めている場合には、そのリスクを下げる方法について一緒に話し合い、最適なセルフケアをサポートします。

生活習慣の改善
生活習慣の改善

虫歯や歯周病を予防するには、生活習慣の改善も必要です。
食事の方法や食事の内容の改善、適切なセルフケア、飲酒や喫煙を控えることなどにより、虫歯や歯周病のリスクを下げることにつながります。
生活習慣を見直して、お口の健康維持につなげましょう。

予防歯科の症例

Q&A

Q
定期検診にはどれくらいのペースで通えばよいですか?
A
患者様のお口の中の状態によって、適切な定期検診のペースは異なります。
虫歯や歯周病のリスクによって、患者様に適した通院ペースをご提案させていただきます。
Q
歯ブラシだけでお口の中の汚れを落とせますか?
A
残念ながら、歯ブラシだけではお口の中の汚れのすべてを落とすことはできません。
歯ブラシに、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、7~8割程度の汚れを落とせるといわれています。
当院では、虫歯や歯周病を防ぐために効果的なブラッシング方法を、患者様に合わせてお伝えさせていただきます。
Q
歯石を取るのは痛いですか?
A
歯の表面に付着した歯石を落とす際には、ほとんど痛みを感じません。
しかし、歯周ポケットの内部に蓄積した歯石を落とす際に、痛みを感じることがあります。
当院では、麻酔を使用した歯石除去や、痛みの出にくい超音波器具を使用したクリーニングが可能です。